プライベートSIMの売買手続の変更
前に,プライベートSIMの売買において,代金の支払とSIMの譲渡手続が同時に行われるシステムとなっていないことから,SIMの二重譲渡などの不安があることを記事にしました。
わたしのブログをリンデンラボ社のエライ人が見ていたわけではないと思うのですが,SIMの売買に関して,代金決済にリンデンラボ社が関与し,取引の安全を高めるシステムが導入されるそうです。
公式ブログの記事
翻訳サイトの記事
これによれば,SIMの売買の手続は次のようになるようです。
買い手と売り手の両方がSL公式サイトで,売買対象のSIMを特定し,合意した代金額を明記したサポートチケットを提出します。双方のチケットの情報が合致すると(すなわち売買合意が確認できると),リンデンラボ社は,買い手のSLアカウントを通じて,合意した代金額相当のUSD又はL$を請求します。その入金が確認できたら,売り手にSIMの価格から譲渡手数料を差し引いた額を支払い,SIMの譲渡手続が行われます。
これによって,代金の支払とSIMの譲渡がリンデンラボ社のシステムを通じて行われることになり,代金は支払ったけどSIMを譲渡してもらえなかったとか,逆にSIMを譲渡したけど代金を払ってもらえなかったなどのトラブルが回避され,取引の安全が図られるようです。
リンデンラボ社が,取引の安全を重視して,システムを変更したことは素直に評価したいと思います。これによって,中古SIMの売買が多少活発化するかもしれません。
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