2007年8月3日金曜日

どうしてセカンドライフ内でディスカッションしないの?

最近,セカンドライフのことがメディアで取り上げられることが多くなりました。
一般マスコミの取り上げ方は,どちらかというとビジネス面に偏っているような感じがします。やたら企業や大学の進出や,リンデンドルが換金できることなどを強調しているように思います。

その一方,セカンドライフは言われているほど流行っていない。実際に関心を示す人は少ないなどというアンケート結果や否定的な論調も出ています。

否定的な論調の人を見ますと,ちょっとセカンドライフに入って,あちこち見て回って,やがて飽きるという感じの人が多いように思います。

セカンドライフの重要な楽しみの一つはやはりコミュニケーションを楽しむということにあると思います。そういった人間関係ができる前にセカンドライフをやめてしまって,本当にこのゲームを理解したといえるのでしょうか?1人でフラフラ世界を回っていても,つまらないのは当たり前で,それは現実世界でも同じことでしょう。

この前,それまでメールのやり取りだけしかしていなかった人と初めてゲーム内でアバタ同士としてお会いしたことがありました。そのとき,ほんとにリアルで対面してお話ししているように感じました。メールやチャットだけでは味わえない感覚です。もちろん,リアルで会えばよいのですが,それがすぐにできないときもあります。このゲーム内で会えば,また違う感じがします。そのときは,ほんとに新しい通信手段が増えたという感じを受けました。

最近,CNET Japanの「オンラインパネルディスカッション」でセカンドライフが取り上げられているのを見ましたが,否定論の人は,コミュニケーションを楽しむところまで行っていないように感じました。

ところで,このパネリストの人たち,こんな伝言ゲームのような片方向のディスカッションでなく(ディスカッションというに値しないと思います。),どうしてセカンドライフ内でディスカッションしないんでしょう?
議論の発展性がないとつまらなくないですか?
チャットでもできますけど,セカンドライフでやる方が数倍面白いですよ。もちろん,リアルで会えるほどスケジュール調整できればいいですけど。そうでないなら,せっかくセカンドライフを話題にしているのですから,セカンドライフ内でやったらどうでしょう?