2008年1月3日木曜日

リンデンドル換金業者との取引への警告

LL社は,新年早々,公式ブログにおいて,リンデンドル換金業者との取引について,注意を呼びかける記事を投稿しました。

公式ブログの記事

これについては,翻訳が掲載されているので(翻訳プロジェクトの方々,本当にご苦労様です。),参考にしてください。

(なお,上記の記事に,LL社は,ユーザーから詐欺業者との取引で得たリンデンドルを当然に没収できるような記載がありますが,没収できる場合を限定して理解する必要があるように思います。)

前々回のブログで,紛争予防のことを強調しておきましたが,紛争予防は,仮想世界内だけで完結することではありません。仮想世界内の通貨を,仮想世界外で取引するときもリスク管理は必要です。

正直,わたしもセカンドライフやゲーム関連のことではありませんが,怪しげなサイトに引っかかってしまった経験があります。その自戒をこめて,その経験から,強調しておきたいことは次のようなことです。

1 多少高くても,信頼できる業者と取引をすること,逆に言えば,安すぎるのは何かあると考えること

2 友人や知人が利用したことがあるからといって,信用してはいけない。

上記のうち,2は特に強調したいと思います。詐欺業者は,最初は安値の取引をうたって,いわばエサをまくのではないかと思います。ある程度口コミの評判が広がってから,本性を現すと思われます。だから,友人が取り引きしたことがあるからといって,必ずしも信用してはいけないわけです。どうも,私たちは,「友人がやっている」,「友人から紹介を受けた」などといったものに,警戒が甘くなるように思います。

最後に付け加えたいのは,前にも言いましたが,リアルの通貨を仮想通貨にすること自体リスクがあることです。仮想世界内で自分が使う以上の金は,リアルで保管しておくのが安全です。